ちんぽとちんこの桶狭間で

大学院生の日常。生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え。

お、金田更新してる

お久しぶりです。

 

 

あれよこれよと言いう間に10月がやってきますね。

10月といえば、まだ結婚できない男が放送開始ですね。

ついでに秋アニメも始まりますね、あひるの空PSYCHO-PASS 3、バビロン、FGOが今んところ気になってる作品ですね。(備忘録)

 

 

ところで、結婚できない男というのは、2006年に放映された結婚できない男のドラマで、阿部寛が独身生活を謳歌するだけの作品なのですが、今ならアマプラで見れるので未視聴の方は是非、一話で阿部寛の尻が見れます。

 

この作中では二人の結婚できない男が出てきます。

それが一目瞭然で結婚できない男、桑野(阿部寛)とパッと見結婚できそうな金田(高知東生)です。

 

二人は行きつけのバーで金田が挨拶をするというだけの関係で、桑野は当初見るたびに違う女を連れている金田を妬ましく思っていたのですが、なんやいろいろあって最終的に「いい奴じゃないか笑」ってなります。この紆余曲折は作品を見てみてください。

 

この金田はよく自分のHPを更新しており、それを桑野とその部下が見るたびに「お、金田更新してる」って言います。それだけなんですが、おもろいのです。

 

僕はこの「お、金田更新してる」が大好きだったのですが、高知東生は芸能界を引退しているので、新作のまだ結婚できない男では「お、金田更新してる」が見れないのかと思うと非常に悲しいです。

 

 

「お、金田更新してる」

 

 

ところで、まったく話は変わって、ここからが本題です。

今日のおやつは鉄スキレットで作ってみたいと思って先週は失敗したローストビーフにチャレンジしました。ソースはあるもので簡単にできるって理由で赤ワインと玉ねぎです。ちょっと火が通りすぎましたが、なかなか美味しくできたので満足です。

 

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ろーすとびーふ

ストレス解消にもなるし料理はいいですね、また何かおつまみ系の料理はチャレンジしていきたいですね、何か作ったらここで自慢しますね。

ではでは

 

双子の女の子の縮退と時間発展による非縮退状態への遷移について(30分)

こんばんは。

 

 

 

今日は明日使える便利な言葉として

 

「縮退」

 

という言葉を紹介いたします。

 

 

 

量子力学ではハミルトニアンのエネルギー固有ベクトルヒルベルト空間の基底を構成することが多い。しかしながら、一つのエネルギー固有値に2つ以上の線型独立な状態ベクトルが存在することがあり、これを縮退という。

 

 

分かりやすく言うと、量子力学では「状態」というものを相手にすることになる。

この「状態」には名札を付けることができる。

この名札としてエネルギーを採用するのである。

即ち、たくさんの「状態」をエネルギーでラベリングするのである。

あなたは「エネルギー1」、次のあなたは「エネルギー2」、お次は「エネルギー3」といった風にだ。

 

しかしながらたまにめんどくさい奴がいて「エネルギー3」という名前を持った人が2人いることがある。すなわち、「エネルギー3のAさん」と「エネルギー3のBさん」がいる場合がある。このとき「エネルギー3は縮退している」というのである。

 

これは日常でも非常によく使える概念だ。

 

 

高校のクラスを思い出してほしい。

だいたいどこのクラスにも同じ苗字のやつらがいるものである。

しかもそういうやつらに限ってあんまり似てないのである。

佐藤が2人いるとすると、この「佐藤」は縮退していると表現される。

 

しかし、大体の場合には下の名前は異なっている。

「佐藤太郎」と「佐藤次郎」。

この様に下の名前を考えると個人を識別できる。

このことを「縮退が解けた」という。

 

量子力学では同じエネルギー状態にいる奴らでも、磁場をかけると縮退が解けたりする。

 

 

 

 

ここで一つの思考実験によりさらに縮退への理解を促すこととする。

 

双子の女の子を用意しよう。観測装置としては我々の目を用意する。

生まれたときにはこの女の子たちはどっちがどっちかわからない。すなわち、「女の子」は縮退しているのである。

この「女の子」に時間発展演算子を作用させて中学校1年生にまで成長させてみる。

 

すると、片一方の女の子はAAAカップの「貧乳」状態、もう片一方の女の子はDカップの「巨乳」状態に遷移する。

 

これを図示すると次のようである。

 

「女の子(AAAになれる)」→(時間発展)→「貧乳」

「女の子(Dになれる)」→(時間発展)→「巨乳」

 

おわかりいただけただろうか。

時間発展演算子により、我々の目では区別できなかった「女の子」の縮退が解け、我々の目でも区別できる「貧乳」と「巨乳」に遷移したことが分かる。

 

 

この様に「縮退」と「縮退が解ける」というのは日常的に非常に汎用性の高い言葉である。みんなもどんどん使ってほしい。

 

 

 

特に物理学科学生との合コンではこの「縮退」という概念を知ってるか否かで、その後の経緯が大きく変わるような分岐点のひとつとなる。

もちろん、知らない方がいい、また知ってても知らないふりをするのが正解であることは言うまでもない。

オタク、モノを書く(25分)

唐突であるが、私はアウトプットが苦手だ。

 

これは普段の会話にも表れており、エレベーターとかで知り合いに会っても何を話せばいいのかわからない。なるべくエレベーターは一人で乗りたい。

今後は階段を使うことにしよう。

 

 

このままでは就職にも黒髪の乙女にもエントリーできず、鴨川沿いの道路で朝っぱらから酒盛りして鳩に餌をやっている迷惑千万なご老人たちを妬みながら、鴨川を逆流する粗大ごみになってしまう日も近そうである。

 

 

世の中、人は他人のアウトプットしか評価をしない。これは至極単純な理由でアウトプットしか見えないからである。

「あいつは一度も話したことはないし、普通の格好で普通に生きているが、きっとすごい奴に違いない」

などと意味不明な印象を他人に抱くような人間はいないであろう。おそらく。

 少なくとも僕は他人にそんな感想を抱かない。自分のことを棚に上げて、なんだこの暗い奴と思うくらいである。

 

 

昔、とある人からモテる秘訣を聞いたことがある。

師曰く、とりあえず見境なしに100人をデートに誘えば50人目くらいから段々と自分のダメなところが見えてくる、とのことである。

当時はそんな馬鹿な話があるかと思っていたが、これはおそらく場数を踏めという話なのであろう。

 


このことは逆もまた然りであろう。

村上春樹のデビュー作「風の歌を聞け」という作品の中に、次のような一説がある。

 

 かつて誰もがクールに生きたいと考える時代があった。

高校の終わりの頃、僕は心に思うことの半分しか口に出すまいと決心した。理由は忘れたがその思いつきを、僕は何年かにわたって僕は実行した。そしてある日、僕は自分が思っていることの半分しか語ることのできない人間になっていることを発見した。

 

かつて僕もクールに生きたいと考える時代があり、村上春樹の小説を意味も分からず読んでいたのであるが、この一文はなかなかにクールである。

場数を踏むことを避けていては、段々と場に立つことすらできなくなるということではないだろうか。

 

 

というわけでアウトプットの一環として、

 

一日一万回、感謝のブログ更新!!!!!!!!!!

 

をしようと思ったのだが、初日の今日から大失敗。一件しか更新できなかった。

 

 

 

最近は堅苦しい話が多かったので、たまには高校生みたいな内容で更新することも悪くないだろう。

 

 

余談であるが、どうやらこのブログも人気を博してきたようで

「人知を、超えたチンコ」

ググるとトップに出るようになってしまった。

利己的な聴力

 

機会があって偶然、聴力検査をすることになった。

モスキート音に代表されるように、人間の耳というのは加齢と共に高周波数の音が聞こえなくなってくるものなのである。

 

低周波数の音についても聴力は若干落ちるが高周波数の音の方が聞こえなくなる度合いが大きいのである。

 

 

これは一大事だ。

 

 

高周波数ということは、すなわち女の子の声である。

 

人間の声というのは様々な振動数の足し合わせであり、女の子の声には高周波成分が多くふくまれている。したがって高周波成分が聞こえないということは、女の子の声の全成分を聞き取ることができないのである。加齢とともに女の子の声がだんだんと完全には聞こえなくなってくるのである。

 

 

 

ここで聴力検査の話に戻ろう。

 

上述のように通常は加齢とともに高周波数の音が聞こえなくなるのである。

果たして私の検査結果はというと、

 

 

なんと、

 

 

低周波の音が聞こえなくなっていたのである。

 

つまり、高周波数の音が聞こえなくなる通常の加齢の聴力変化ではなく、なぜか低周波数の音が聞こえなくなってしまっていたのである。

 

 

これは老化が原因ではなさそうである。

ではなんなのか。

 

 

一つだけ思い当たる節がある。

 

これは老化ではなく環境への適応だと考えられる。

 

 

 

現在、僕は理系の大学院に通っている。

理系の大学院は専攻にもよるが十中八九は男が多い。

 

うちの大学院は特にひどく、僕のいる階には男しかいないくらいである。

すなわち、恒常的に男の声しか聴く機会がないのである。

 

この様な環境にいると、女の声より男の声を圧倒的に頻繁に聞くことになるのである。

したがって、日常的に聞いている声のうち全ての声を同等に聞いていると圧倒的に男の声ばかりを聴くことになるのである。

 

 

この劣悪な環境に、私は適応したわけである。

低周波数の音を聞こえないようにし、高周波数の音をなるべく聞くことで、一日に聞いた全部の声をフーリエ変換した場合に高周波数成分と低周波数成分の量のつり合いがとれるように適応したのである。

 

この適応により、僕は男性しかいない環境下で、なんとか正気を保って生きているのである。

 

童貞と解析関数

複素関数というものをご存知であろうか

高校でよく扱う関数f(x)の変数xが複素数zに拡張されたものである。

 

 

例えば、

f(x)=ix

と定義すれば、

f(1)=iであることや、f(1+i)=i-1であることが分かる。

 

 

さて、この複素関数の中でも特別な関数として解析関数というものが存在する。

 

~定義・解析関数~

複素平面上のある領域Dで定義された関数f(z)が、Dの各点の近傍で収束べき級数に展開できるとき、これを解析関数という。

 

つまり、D内の各点z'の近傍で、f(z)が

f(z)=a+b(z-z')+c(z-z')^2+....

と展開でき、さらにその和が収束するとき、f(z)を解析関数と呼ぶのである。

 

 

さらに、解析関数には、解析接続の際に重要な働きをする一致の定理という特筆すべき定理が存在する。

今回はその特別な場合を紹介しよう

 

~一致の定理(の特別な場合)~

複素平面上の領域Dで定義される解析関数f(z)について、

f(z)が実軸のある区間の上で0であるなら、それはDにおいて恒等的に0である。

 

この定理自体、非常に有用な定理であるが、今回のタイトルは、童貞と解析関数である。

 

小難しい話は忘れて、本題に戻ろう。

 

 

 

 

童貞という人がいるらしい。

 

これまでの生涯でセックスをしたことのない男性のことを言うそうだ。

すなわち、ある男性に対して、それまでのセックス回数をf(t)とすると、ある年齢をt'として、その年齢で童貞ということは以下のように定義できる。

 

~定義・童貞~

年齢をt'として、0<t<t'なる全てのtに対して、ある男性のそれまでのセックス回数関数f(z)がf(t)=0を満たすとき、その男性を「t'歳において童貞」という。

 

なんともはっきりとした定義の仕方である。

もちろん、このセックス回数関数f(t)は男性の人生のすべての時間領域Tにおいて定義できる。

なお、ここでは素人童貞は考えないものとする。

 

この定義により、以下のように「一生童貞」を定義する。

~定義・一生童貞~

ある男性について、人生のすべての年齢領域T上の全てのtに対し、

f(t)=0

 

 

 

 

さて、ここでセックス回数関数f(t)が複素解析関数であると仮定しよう。すると、一致の定理により、以下の非常に興味深い定理が示せる。

 

~エッチの定理~

ある男性について、20歳において童貞であるならば、

一生童貞である。

 

(証明)

ある男性について、20歳において童貞であるならば、

0<t<20なる任意のtについて、

f(t)=0.

したがって、一致の定理からT上のすべての時間tについて

f(t)=0.

したがって、一生童貞の定義より、男性は一生童貞である。

(証明終わり)

 

 

アッハッハッハ、どうであろうか。

以上のように、至極真っ当な数学的童貞の定義をすれば、複素関数論の超重要定理より、20歳まで童貞の人間は一生童貞であることが証明されるのである。

 

世の20歳童貞は驚嘆するがいい、世を儚み、自らの生を省み、脈々と引き継がれし汝のDNAに謝罪せよ。

貴君の今後の生には、後世に残せるものなど決してないのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 賢明な非童貞の諸君はもちろんお気付きのことと思うが、以上の議論には大きな穴がある。

阿呆な童貞は気づかなかったであろう(笑



(もちろん阿呆でない童貞などは存在しないし、賢明でない非童貞は証明を読み終えると同時に自我の崩壊をきたし、虚数領域に呑まれたものとする。



エッチの定理の証明自体は完璧である。



問題は前提条件、


"セックス回数関数f(t)が複素解析関数であると仮定しよう。"


というところにある。



そもそも、セックス回数関数は、その定義から離散的な値をとるものであり、年齢領域Tの全ての点において解析的という仮定に問題があったのだ。



従って20歳童貞も安心してちょっと焦りながら今後の人生をおくってほしい。


 


複素関数に馴染みの薄い方々には、ややこしい言葉のオンパレードで気づきにくかったであろうか?




 

長々と書いたが、何が言いたかったかというと、

世の中には前提条件がオカシイ議論がたくさんあるように思えてならない

しかも、それを思考停止で鵜呑みにしている人々が多いのではなかろうか

ということだけである。

 

本記事は現代文の問題ではないため、作者の気持ちは記述しておいた。 

うんこと時空のさざ波と

どうして毎朝太陽が登るのか?


夜空に浮かぶ星は一体何なのか?


りんごはなぜ木から落ちるのか?


なぜ水の滴はポチャンという音がするのか?


地球とはなんなのか?


宇宙とはなんなのか?



古代ギリシア、果てはメソポタミアの時代より、人々は多くの疑問に頭を悩ませながら生きてきた。


一部の人々は、考えるのをやめ、神などという荒唐無稽な存在に全ての起源を求めた。
キリストの母マリアは処女らしい。



考えるのをやめなかった人々もいた。
彼らは皇帝に殺されようが、迷信を崇拝する人々による裁判で有罪にされようが、人種差別を受け迫害されようが、秘密警察に捕まろうが、考えることをやめなかったのである。

そう、科学者たちだ。


現代の科学者たちはさておき、現在知られているような昔の科学者は偉かった。
なぜなら、偉くない人はそもそも記録に残らないからだ。



相対性理論という理論がある。
どうやら量子物理学と並んで現代の物理学の根幹をなしているらしい。


相対論には重力を考えない特殊相対性理論(1905年)と、重力を含む一般相対性理論(1915年)というものがある。
この二つが共にアインシュタインにより提唱されたものという事実には驚嘆するほかない。


余談だが、アインシュタイン量子論コペンハーゲン解釈には懐疑的だったらしい。
波動関数の収縮ではなく、なんらかの隠れた変数があり、収縮する前に物事は決定していると考えていたようだ。
詳しくはEPRパラドックスとでもググっていただきたい。



相対論は両方とも我々の生活に身近で、例えばGPSなどは一般相対性理論の補正を考慮しなくては、1日で14kmもずれてしまう。
そこのPokemon GOで遊んでいるあなたも実は一般相対性理論のお世話になっている訳である。


一般相対性理論とは、簡単に言うとエネルギーを持つ物体がその周りの空間を歪め、重力を作り出すという理論である。

例えば、太陽を考える。太陽は2×10^33gもの大質量を持っているので、この質量により太陽の周りの空間は歪められるのである。
そして、その歪められた空間を地球などの惑星はまっすぐに進むのであるが、空間の歪みゆえにまっすぐ進んでいるのに楕円軌道をとるのである。
アメリカ大陸を横断する人は真っ直ぐ進んでも、地球規模で考えると地球が丸いので球面上を進むことになる)


イメージとしてはトランポリンの真ん中に人が立つと表面が歪み、ボールを転がすと表面の歪みに従ってカーブするイメージだ。

これが一般相対性理論の概観である。


ところで、トランポリンの真ん中にいる人が飛び跳ねると、それに従って表面は歪む。
続けて飛び跳ねると、それに従って表面は歪み続ける。
トランポリンがとんでもなく大きいと、真ん中から波紋のようなものが伝わっていくこととなる。


この歪みが波のように伝わる現象は重力の場合にも起こり、重力波と呼ばれている。
すなわち、ものが動くと、周りの空間を歪め、その歪みが時空のさざ波として伝わるのである。

この重力波は2015年に初めて発見され、去年のノーベル物理学賞にも選ばれた。


この発見された重力波は、ブラックホールが合体するという途方もなく大きい規模の運動でつくられたものであるが、一般相対性理論に従えば、小さな運動においても重力波は発生するのである。
(どんなに小さな人でもトランポリンを歪めるということ)









例として、巨大なうんこを考えよう。

簡単の為に直径3cm、長さ30cmで500gの円柱型のバナナうんこがお尻から地面に垂直に放出され、50cm下の便器の底に90度回転してポチャンと落ちたとしよう。
重力波の振幅を計算する有名な四重極公式によると、このうんこの回転運動により放出される重力波の振幅は、1m離れた地点において、オーダーが



10^(-51)




つまり、






0.000000000000000000000000000000000000000000000000001






となる。


わかりやすく言うと、うんこの重力波により、うんこをした人間の顔は(顔の直径を15cmとすると)


0.000000000000000000000000000000000000000000000000015 cm


だけ変形することとなるのである。




ちなみに水素原子の大きさは

0.0000000000001 cm

である。







このように、非常にちいさい大きさではあるが、うんこをするときには我々の顔はうんこの重力波により歪んでいるのである。






今後、うんこをする際には
0.000000000000000000000000000000000000000000000000015 cm
だけ顔が歪んでいるなあと思いながらうんこをしていただければ、筆者としてこれほど嬉しいことはない。